2024年4月16日火曜日

8月の30周年記念大会での研究発表者を募集中!

 《大会の研究発表者募集のお知らせ》

日本笑い学会設立30周年記念大会
を8月24日(土)・25日(日)に関西大学100周年記念会館(大阪府吹田市)で開催します。

研究発表者を募集しています。「口頭発表部門」「ワークショップ部門」「ポスター発表部門」の3部門があります。応募資格は会員(会費納入済み)であること。締切は6月6日(木)です。奮ってご応募ください!詳細は、今月下旬に発行予定の日本笑い学会新聞177号をご覧ください。

2024年4月8日月曜日

『笑い学研究』30号をJ-STAGEで公開

 昨年8月末に発行された『笑い学研究』30号に掲載されている論文・研究ノート・書評などを、電子ジャーナル・プラットフォームJ-STAGEで公開しました!すべて無料でご覧いただけます。⇒『笑い学研究』30号

〈巻頭言〉小さな生き物への畏敬と慈愛:まど・みちおの微笑みを思う(鳶野 克己)

〈論文〉
・2000年代のお笑い文化のパラダイムシフト:松本人志のお笑いのゆくえ(瀬沼 文彰)
・対面での笑いヨガの実践による心理状態の変化および性格特性との関連(宮田 裕光・高田 佳子・佐瀬 有里)
・社会の変容とテレビコントの内容に関する考察:2018年度から2021年度に焦点を当てて(石田 万実)
・「笑いの環境(空間)を醸成する要素」の一考察:上方落語の草創期に見る(土居 郁雄)

〈研究ノート〉
・心理的ウェルビーイングに対するユーモアコーピングの効果:ユーモアの機能と対処方略の関係(本郷 亜維子)
・通じにくいユーモアを巡る一考察:からかう・本末転倒・撞着・不運・皮肉の笑いが秘める可能性(小向 敦子)
・笑いの三項共立モデルの提案:「笑う-笑わせる-笑われる」試論(伊藤 理絵)
・ユーモアは対人ストレス場面の対処法として有効か(高岡 しの)
・コロナ禍における笑顔マスク作成とその効果に関する予備的研究(福島 裕人)
・落語におけるパフォーマンスの特殊性とその変化:先行研究の整理と展望(渡部 直人)
・日本におけるユーモアという言葉:その歴史的変遷と今後(長島 平洋)

〈聞き書き拾遺〉
・『笑いと私』・裏方として支え見つめた上方笑芸:夢路いとし・喜味こいしの元マネージャー・津田愼一氏の回想―〈その2〉(やまだ りよこ)

〈書評〉
・小山昌宏 著『批評なきカートゥーンのゆくえ ―風刺滑稽画はいかに生き残れるのか?―』(茨木 正治)
・Lydia Amirのユーモアと哲学(雨宮 俊彦)
・滝澤武人 著『エッセイ 好きやねん、イエス!』(村島 義彦)
・アーカー&バグドナス 著『ユーモアは最強の武器である』(瀬沼 文彰)

〈笑い学―海外での研究動向〉(伊藤 理絵・森田 亜矢子・松阪 崇久・白井 真理子・野村 亮太・石田 聖子)

〈編集後記〉(森下 伸也)  

2024年2月15日木曜日

『笑い学研究』31号への投稿募集中!

 『笑い学研究』は、日本笑い学会の学会誌です(毎年一号発行)。査読付きの論文・研究ノートの他に書評、海外の研究動向の紹介、研究会の報告、会員の投稿広場などを掲載しています(論文、研究ノートなどはJ-Stageにて公開されます)。

2024年8月下旬に発行予定の『笑い学研究』31号への投稿を募集中です。「論文」、「研究ノート」、「投稿広場」の投稿原稿をお待ちしています。締切は3月21日(木)です。投稿資格は「会員」であること。会員の皆様、ふるってご投稿ください!!詳しい投稿要領は日本笑い学会新聞175号をご覧ください。

2024年2月13日火曜日

2/17(土)関東支部研究会「職場の笑いについて考える」

《笑い学関連イベント》

日本笑い学会関東支部第319回研究会 
2024年2月17日(土)14:30~16:30
テーマ:「職場の笑いについて考える」
講師:瀬沼 文彰 氏(西武文理大学サービス経営学部 准教授)
会場:オンライン(ZOOM) 参加費:無料

(参加申込は関東支部HPより)

2024年2月12日月曜日

4/19~21 国際ユーモア学会【オンライン】

国際ユーモア学会情報》

今年の国際ユーモア学会(ISHS)の大会は、4/19(金)~4/21(日)に【オンライン】で開催されます(主催:テキサスA&M大学コマース校)。研究発表の申込締切は2/15(木)です。

2023年9月2日土曜日

笑い学研究30号刊行

 8月の京都での大会に合わせて、笑い学研究30号が刊行されました。

【論文】
瀬沼文彰「2000年代のお笑い文化のパラダイムシフト:松本人志のお笑いのゆくえ」
宮田裕光・高田佳子・佐瀬有里「対面での笑いヨガの実践による心理状態の変化および性格特性との関連」
石田万実「社会の変容とテレビコントの内容に関する考察:2018年度から2021年度に焦点を当てて」
土居郁雄「「笑いの環境(空間)を醸成する要素」の一考察:上方落語の草創期に見る」

【研究ノート】
本郷亜維子「心理的ウェルビーイングに対するユーモアコーピングの効果:ユーモアの機能と対処方略の関係」
小向敦子「通じにくいユーモアを巡る一考察:からかう・本末転倒・撞着・不運・皮肉の笑いが秘める可能性」
伊藤理絵「笑いの三項共立モデルの提案:「笑う-笑わせる-笑われる」試論」
高岡しの「ユーモアは対人ストレス場面の対処法として有効か」
福島裕人「コロナ禍における笑顔マスク作成とその効果に関する予備的研究」
渡部直人「落語におけるパフォーマンスの特殊性とその変化:先行研究の整理と展望」
長島平洋「日本におけるユーモアという言葉:その歴史的変遷と今後」

研究企画委員会企画【聞き書き拾遺】
やまだりよこ「『笑いと私』・裏方として支え見つめた上方笑芸:夢路いとし・喜味こいしの元マネージャー・津田愼一氏の回想〈その2〉」

【書評】
茨木正治「小山昌宏 著『批評なきカートゥーンのゆくえ:風刺滑稽画はいかに生き残れるのか?』」
雨宮俊彦「Lydia Amirのユーモアと哲学」
村島義彦「滝澤武人 著『エッセイ 好きやねん、イエス!』」
瀬沼文彰「アーカー&バグドナス 著『ユーモアは最強の武器である』」

【笑い学―海外での研究動向】
伊藤理絵・森田亜矢子・松阪崇久・白井真理子・野村亮太・石田聖子

【投稿広場】
村島義彦「「笑い学会」の活力源に寄せて」
群学屋求聞子「U先生を偲ぶ」
山本成夫「永遠の未完成:努力と向上の先にある笑顔」

2023年8月13日日曜日

8/26・27 日本笑い学会大会@京都光華女子大学

《日本笑い学会大会のお知らせ》

今年の日本笑い学会大会は8月26日(土)・27日(日)に京都光華女子大学で開催されます(京都市右京区西京極)。皆さん、京都でお会いしましょう!!大会プログラムを学会ホームページに掲載しています。どうぞご覧ください!

26日(15:20~)の記念講演の講師は、祇園祭・長刀鉾の稚児化粧方など、顔師として活動されている青江伸泰氏((株)エ・マーサ 代表取締役)。講演タイトルは「顔師が語る京都花街文化~舞妓編~」です!また、京都五花街の一つ宮川町より、舞妓の「とし菜穂」さんにもお越しいただきます。どうぞお楽しみに!

27日(14:10~)のシンポジウムのテーマは、「どうする?関西の笑い」!コーディネーターは影山貴彦氏(同志社女子大学教授)です。パネリストは、豊田昌継氏(編集者/元産経新聞記者/元天満天神繁昌亭マネージャー)、橘庸介氏((株)レジスタX1代表取締役社長)、島津江英樹氏((株)アシストスタッフサービス代表取締役/元漫才師)、上ノ薗公秀氏(朝日放送ラジオ・番組プロデューサー)の4名。関西の笑いの最前線でご活躍の皆さんです!

今年も多彩な研究発表が揃いました(23題)!

【口頭発表】
①中園篤典「ミルクボーイの漫才をディベートに転換する方法について」
②札埜和男・矢野宗宏「国語科の教師教育における落語の効用」
③遠藤謙一郎「再起動する福岡・佐賀地区の「にわか」について」
④岩崎永太郎「尺八と笑いのこころ(Ⅱ):東西で人気を博した寄席芸人尺八扇遊の芸と笑い」
⑤滝澤武人「イエスは笑いのスーパースター!(3):「神の国」と「祈り」」
⑥北垣郁雄「「笑い」のモデル構成における論理関数の活用」
⑦鵜子修司・成瀬翔「お菓子な可笑しさの犯した誤り:Hurley, Dennett, & Adams (2011) の理論を吟味する」
⑧伊藤理絵・白井真理子「「笑い」と「ユーモア」の概念比較:共通点と差異」
⑨小林廣美「やっと見えてきた「看護における笑いの定義」」
⑩枝廣篤昌「コロナ禍でのラフターヨガ(笑いヨガ)」
⑪村松武「ヘミングウェイと笑い」
⑫瀬沼文彰「日本の職場の笑いとユーモア」
⑯小森英明「仏典の中の‘笑い’(16):『大般涅槃経』を中心に[ⅲ]」
⑰大平哲也「誰と一緒に笑うのが健康に良いのか?:笑いの研究から社会実装への取り組み」
⑱藍木大地「新聞広告における「ユーモア小説」の形容の仕方」
⑲間六口「全国に笑いを届けて27年:体得した笑いの常識」

【ワークショップ】
⑬岡村宏懇「キョウゲン(狂言)のわらい:キョウもゲン気に大笑い」
⑭上野泰夫「アナウンサーのこぼれ話:笑いは健康長寿の常備薬」
⑮木村恭子「日本五十音わらい世界へ」

【ポスター発表】
小石真子 ほか「笑いを取り入れた健口プログラムの試み(第2報)」
松原冬樹「世界初(?) 笑いのツボのベクトル表現」
チーム群学屋「笑いの4 段活用とは:ひとり笑いの流れ」
青砥弘幸「「教室ユーモア」の実相」