2017年2月28日火曜日

3/11(土)第2回研究会《子どもと落語》のお知らせ

日本笑い学会学術交流支部 第2回研究会《子どもと落語》
2017年3月11日(土)15:00~18:00

1.保育現場から考える子ども落語~保育者からと子どもからの視点
    芝田 圭一郎 氏(大阪城南女子短期大学 専任講師)
2.小学校での落語の教育効果~子どもたちの変化
    麻生 典子 氏(阪南市立桃の木台小学校 教諭)
3.落語のまち池田が育む子ども達~はじまりは歯医者さんの落語会
    堀 登志子 氏(商店街アドバイザー/オフィスはなはな)

コメンテーター:青砥 弘幸 氏(佛教大学教育学部 専任講師)
会場:関西大学堺キャンパス A棟5階 ユーモア科学スタジオ
参加費:一般500円(日本笑い学会会員は無料)

誰でも参加可能です(事前申込不要)。 ご関心のある皆様、是非ご参加ください。

〈発表概要〉
芝田 圭一郎さん・・・1.子どもからの視点:幼稚園教育現場で、幼児対象に素話の一つとして「子ども落語」(幼児を対象として本来の古典落語を短く凝縮したもの)を実践した際の報告をする。 2.保育者を志す学生からの視点:保育者を志す学生に子ども落語に関するアンケートを実施した。これらの解答から、学生の子ども落語に対する意見や考えを発表する。 3.保育者からの視点:今回は発表会で落語を題材に取り上げているO幼稚園について紹介する。

麻生 典子さん・・・授業参観で子どもたちが落語を披露する取り組みや、落語クラブを結成して、子どもたちと落語会をしたり介護施設にボランティア落語に出かけたりしている。落語の力を借りて、子どもたちは大きく変化する。大人しかった子が活発になったり、コミュニケーションが苦手で「友達なんかいらない」と言っていた子が毎日友達と約束して遊ぶようになったり、不登校の子が年間無欠席になって熱が出ても学校に来たがるほどになったり、自分に自信のなかった子が自信が持てるようになって成績が上がったり…。子どもたちの変化と、そこまでの経過をお話しさせていただきます。

堀 登志子さん・・・落語のまち池田で、歯医者の待合室での落語会「手水寄席」がきっかけで始まった「夏休み子ども落語教室」。5日間の稽古で、一人も脱落せずに一題の落語を完成。9月の手水寄席でまちの皆さんにお披露目です。彼らを惹きつけたものはなんだったのか。一人で舞台に立ち友達を笑わせる快感、道具のおもしろさ、親も認めてくれる安心感・・。子ども達を魅了した「コト」を探ります。

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